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山口旅1

4月23日から、5泊6日で山口県を一回りしてきました。一つは、高杉晋作・維新の乱(Run)という下関と萩をまるまる1日かけて往復するマラソン大会(124km・制限時間27時間)に参加するため、そしてもう一つは、吉田松陰の松陰神社、および私がこれまで訪れたいと思ってきた山口県内のいくつかのスポットを巡るために、このような試みを企てました。家族の介護、バイトとの関係など、今しかチャンスはないと思い、決行することにしました。

 

第一日(4月23日)東京・羽田〜山口宇部空港〜周南市徳山

 

以前にもお話ししたことがあったと思いますが、私は児玉源太郎という明治時代の陸軍軍人のことを尊敬しています。司馬遼太郎の「坂の上の雲」の中で描かれており、また映画「二百三高地」では故丹波哲郎氏が名演されていました。それらの影響から、私は児玉源太郎に惹きつけられてしまったのですが、何よりも、日露戦争時、圧倒的不利の中で、毎朝満州の平原に昇る太陽を拝んでいたというエピソードに触れ、そのこころのうちはいかばかりであったかと考えると、日本人の先輩として尊敬せずにはいられませんでした。その児玉源太郎を祀っている神社が周南市の徳山にあるということで、ぜひ一度訪れてみたいと思い続けてきました。念願が叶い、お参りすることができました。