第六日(4月28日) 山口宇部空港〜東京・羽田
本当であれば、27日の夕方ごろに下関・東行庵のゴールに到着していたはずだったのですが、真夜中にリタイヤしてしまったこともあり、予約をしていた宿(ネット・カフェ)には、予約した時間よりもかなり早くに到着することになってしまいました。それでも、断られることもなく部屋を用意していただけ、とにかく眠たかったので、そのまま爆睡してしまいました。
山口宇部空港からは、朝イチの便に乗って羽田に向かうことになっていました。赤間関街道124キロ・マラニックを完踏していたら、体の具合は、恐らくそんなものでは済まなかっただろうとは思いますが、多少の筋肉痛と足の裏にできた水脹れで歩くのが少し不自由だった程度ですみ、なんとか無事に東京まで帰り着くことができました。
124キロのウルトラ・マラソンに挑戦しましたが、敢えなく弾き返されてしまいました。大会が始まる前に、山口県内を巡り歩き、自分自身今回の旅行を、かなり満喫して楽しんでいたと思います。児玉源太郎の児玉神社、長門・仙崎の金子みすゞ記念館や村田清風記念館、萩市内巡りなど、自分が行きたいと思っていたところを、全て計画通りにうまい具合に巡ることができ、充実した旅をすることができました。いいところだなあと思いましたし、山口を訪れて本当に良かったと思っています。そのおかげというわけではないとは思いますが、124キロのウルトラ・マラソンでは、ハングリーさが欠けてしまったと思います。何が何でも完踏してやるんだという気持ちが、それまでの旅の満足感で薄れてしまったのではないかと思います。今回の旅の一番の目的は、高杉晋作・維新の乱(Run)124キロに参加し完踏することだったはずなのですが、いい旅ができたので、結果は二の次になってしまいました。今後、遠征をする時には、少し日程の戦略を考えなければと思いました。
以上、5泊6日の山口旅を無事に終えることができました。私はこれまで、日本国内を巡ることはあまりなかった方なのではないかと思いますが、まだまだ知らない、良いところがいっぱいあるのだろうと思いました。これからも、いろいろなことにチャレンジして、いろいろなところを訪れてみたいと思います。お世話になった皆様方、どうもありがとうございました。また機会がございましたら、よろしくお願いいたします。 三代

山口宇部空港で買ったお土産の吉田松陰ポテトチップス。恐れ多くて、まだ開けていませんが、柚塩味で美味しそうです。うまく開封して、袋は記念に取っておこうと思います。